■鼻からの内視鏡(経鼻内視鏡)システム導入
国分寺診療所で、鼻から挿入する胃内視鏡検査を始めました。
胃カメラを口からではなく鼻から入れることで、検査中に医師と会話ができるほど楽で安全な胃内視鏡検査です。
一般的に行われている口からの胃内視鏡検査では、喉の奥にある舌のつけ根に内視鏡が触れるため吐き気を催すことが多く、
患者様はつらく感じます。これに対して鼻からの胃内視鏡検査では、内視鏡が舌のつけ根に触れずに食道に入って胃に到達しますので、
吐き気をほとんど感じることなく検査を受けることができます。
最新型は先端部の直径がうどんと同じくらいの太さ(5ミリ大)まで細くなりましたが、ただ細くなっただけではなく、
できるだけ痛みを感じずスムーズに挿入できるよう、弾力あるしなやかなチューブ(スコープ)になりました。超小型
テレビカメラの画像は、見逃しのないクリアな高画質・明るさへと改良されました。テレビカメラを上下左右・四方向動かせるので、
広くきれいな視野が得られ、小さい病変も見逃しません。
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